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世間では、「離婚は自分から切り出したら不利になる」とか、「離婚を自分から先に切り出した場合、慰謝料を払う必要がある」などと言われることがありますが、本当に、離婚は先に切り出したら不利になるのでしょうか。
まず、法律的には、先に切り出したから不利になるということはありません。
離婚調停でも、調停の申立人と、調停の相手方とで、法律的に有利・不利という差はありません。
では、なぜ、先に切り出したら不利と言われるのでしょうか。それには一応の理由があります。
たとえば、性格の不一致で夫から離婚を切り出した場合、本来、性格の不一致では慰謝料の支払い義務はありません。
しかし、妻が「離婚はしたくない。慰謝料300万円支払ってくれるなら離婚する」と言い出した場合、夫には慰謝料の支払い義務はありませんが、離婚という夫の要求を直ちに実現させようと思うと、どうしても妻の要求(慰謝料)を飲むか飲まないか、という妻のペースになってしまいがちなんですね。
このように、交渉ごとというのは、確かに、話を切り出した側よりも、切り出された側が主導権を握るという面が少なからずあります。そのため、世間で、「離婚は自分から先に切り出したら不利」と言われることがあるのです。
結局のところ、必ず先に切り出したから不利になるというわけではありませんが、その後相手がどのように出てくると予想されるのか、その際にはどのように返答をしていくのかという予測をしっかり立てた上で、離婚を切り出した方がよいでしょう。
離婚を切り出す前に、事前に弁護士と相談をしておくのも、十分に意味があることだと思われます。
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